Bakuman (バクマン)
日本のマンガ文化に興味がある海外の読者に大人気です。
英語も、普段の生活で実際に使える表現がたくさん詰まっています。
難易度3:★★★☆☆
日本のリアルなマンガ業界を描いた大人気作品 バクマン第一巻
VOL. 1 Bakuman
testimonial : 表彰状、感謝状、証明書
「表彰状」はその他に、"certificate of achievement" 又は "certificate of recognition"でも表します。
compulsory : 義務的な、強制的な、必修の "compulsory education"で「義務教育」です。
「必修科目」も"compulsory course"や"compulsory subject"などで表せます。
pursue : 追い求める、追跡する
shut-in : 引きこもり(がちな人)、病気などで家から出られない人
freeloader : 寄食する人、たかり屋、居候する人 いわゆるフリーターって感じです。
「フリーター」は和製英語なので一般的には通じません。
idealist : 理想主義者 反対に「現実主義者」は"realist"です。
flirt : いちゃつく、浮気する、ナンパする
unrequited : 反応がない、報われない "requite"は「〜に報いる」という動詞です。
agonizing : 苦痛な、苦しい "agonize"は「ひどく苦しむ、苦しませる」という動詞です。
plunge : 追い込む、押し込む
midterm : 中間試験 ちなみに「期末試験」は"final exam"と言います。
high school entrance exam : 高校入試、"entrance exam (examination) for high school"とも言う。
spoilsport : 座をしらけさせる人、水を差す人
reserved : ここでは、控えめな、遠慮がちな
hunch : 予感、勘、直感
nationwide : 全国的な
aspire : 切望する、目指す
excel : (資質、能力などが、他の人や物よりも)優れている、勝る、という自動詞です。
lauded : 褒めたたえられた
questionnaire : アンケート、質問表
「アンケート」というのは、英語ではなく、フランス語の"enquete"に由来しているようです。
revenue : 収入
chatty : 饒舌な、話し好きな
stats : statisticsの略で、統計データ、統計値
nerd : ガリ勉、オタク
lottery : くじ引き、福引き、宝くじ 日本でも「ロト」って言いますよね。
civil : 市民の "civil servant"で「公務員」です。
strive : 努力する、戦う
head start : (競争相手より)一歩先んじたスタート
persistent : しつこい、長く続く
weird : 変な、奇妙な
smirk : 薄ら笑い、ニヤニヤ
middle school : 中学校 アメリカではだいたい"junior high school"を使います。
whatnot : その他もろもろ、などなど
vexing : イライラさせる
topnotch (top-notch) : 一流の、最高の
third-rate : 三流の
cog : 歯車
mediocre : あまり良くない、可もなく不可もない
profess : 明言する、告白する
floor : ここでは、圧倒する、打ちのめす、参らせる、という意味
axed : 解雇される "axe"は「斧」、斧で切られちゃう感じでしょうか?
in debt : 借金している
at this rate : この調子では
confession : 告白
swanky : おしゃれな
ditch : 若者言葉で、逃げる、です。"ditch"はもともと「溝、水路」という意味があります。
stutter : 言葉に詰まりながら言う
lowbrow : 教養のない
duzzling : 非常に明るい、キラキラ輝いている
thrilled : 興奮した、感激した、感動した "thrill"は「感動させる、ワクワクさせる」という動詞です。
adorable : 愛らしい、かわいい、魅力的な
feasible : (実現)可能な
analytic(al) : 分析的な
第1巻の1章だけでも、結構たくさん難しめの単語が出てきますね。でも、すぐにこうした単語には慣れていくので、2巻、3巻と読み進むうちに単語ではあまりつまづかなくなると思いますよ。それに、知っていると便利な単語ばかりです。
マンガのセリフ中には、普段使えそうな表現がたくさん詰まっていますよ。サイコーとシュージン達がどんな英語を使っているのか一緒に見ていきましょう!
"Bon festival" "New year festival"
「お盆、お正月」
=5ページ=
日本の文化を外国の方に説明するのは難しいです。
Obon festival (around mid-August) (お盆) :
Festival of Souls. In this festival, a variety of foods are offered to the spirits of ancestors, and we pray for the repose of their soul. (種々の食物を祖先の霊に供えてその冥福を祈ります。 )
ちょっと雰囲気は違いますが、日本版ハロウィンと言えるでしょうか。
New year festival (January 1) (お正月) :
The day on which the birth of the New Year is celebrated. (新年の門出を祝う日)
"This is going to be on the test tomorrow."
「これは明日のテストに出るぞ。」
=11ページ=
"on the test"は、「テストに出る、出題される」という意味です。学生さんなら結構使える表現ですよね。
Will this be on the test? : これはテストに出ますか?
"I bet that guy had no trouble flirting with girls whenever he wanted."
「そんなヤツは、いつでも女の子に不自由しないヤツに違いない。」
=12ページ=
"I bet 〜"は、「きっと〜だ、〜に違いない」という意味です。普段よく使う表現です。
I bet everybody loved it. : きっとみんな気に入ったことでしょう。
I bet there's a better way. : もっといい方法があるはずだ。
I bet you're very popular with the girls. : きっと、あなたは女の子にとても人気があるに違いない。
"She probably has a crush on you too."
「彼女もたぶんお前のこと好きだよ。」
=21ページ=
"have a crush on 〜"は、「〜に熱をあげる、〜に一目ぼれする」という意味です。ただ"like"というより強い感じです。学生の話題にはよく出てくる表現です。映画などでも頻出です。
She has quite a crush on the boy. : 彼女はの男の子に首っ丈です。
He has a crush on one of his classmates. : 彼は同級生の1人に熱をあげている。
I had a crush on my highschool music teacher. : 高校生のとき、音楽の先生に夢中でした。
"I'm giving the notebook back to you...."
「ノートはお前に返すよ…」
=22ページ=
"give 〜 back"は、「〜返す」という意味です。非常に簡単な表現ですが、"動詞 〜 back"という表現は英語ではよく使う、とても自然な表現です。例えば、
・put 〜 back : 〜を元の場所に戻す
Please put it back on the table. : それをテーブルの上に戻してください。
・take 〜 back : 〜を元に戻す、〜を取り消す
This movie always takes me back to my childhood. : この映画を見るといつも幼少時代に引き戻される。
・get 〜 back : 〜を元に戻す、〜を取り返す
She worked very hard to get her account back. : 彼女は顧客を取り戻すために一生懸命働いた。
"So you're going to use your lauded writing skills to come up with the story..."
「それで、お前は自分の優れた文才で話を考えて…」
=24ページ=
"come up with"は、「(アイデアなどを)思い付く、考え出す」という意味です。
Did you come up with an idea for a new product? : 新しい製品のアイデアを思い付きましたか?
Where did you come up with that? : 一体どうしてそのようなことを思い付いたんですか?
Is this the best you can come up with? : あなたは、こんなアイデアしか思い付かないんですか?
"I can tell you're into manga."
「お前も相当マンガが好きだな。」
=24ページ=
ここでの"into"は、「(趣味などに)のめり込んで、夢中になって、〜が好きだ」という意味です。
He's really into music. : 彼は音楽に本当に夢中です。
Is he into me or not? : 彼は私のことを好きなのかな?
I was a little too into booze. : 私は少し酒にのめり込み過ぎてましたね。
他にも「大好きだ」という意味をもつ表現を紹介します。
We're opera buffs. : 私達はオペラ好きです。
※この"buff"というのは、ちょっと上品な趣味や物についてのみ使います。
ですから"I am a cup noodle buff"とは言わないです。
I'm a big fan of Buster Keaton. : 私はBuster Keatonの大ファンです。
George is crazy about horror movies. : Georgeはホラー映画が大好きです。
I can't get enough of that show! : 私はあのショーが大好きです。
"How come he knows so much about it..."
「なんでアイツはそんなことまで知っているんだ?」
=25ページ=
"How come 〜"は、"Why 〜"と同じ意味です。アメリカでは一般的に良く使います。
How come it is so expensive? : どうしてこんな高いの?
How come you think so? : どうしてそう思うんですか?
How come you're so late? : どうしてこんなに遅くなったんですか?
"Maybe blood doesn't have anything to do with it after all ..."
「結局、血筋はそれと関係ないのかなぁ…」
=28ページ=
"have something to do with〜"は、「〜と関係がある」という意味です。
He might have something to do with a murder case. : 彼は殺人事件に関与しているかもしれない。
Hippocampus has something to do with memory : 海馬は、記憶力に関係があります。
The economy has something to do with the weather : 景気は、気象と関連があります。
"That's what my uncle used to say too ..."
「おじさんもそんなことよく言っていたなぁ…」
=29ページ=
"That is what 〜"は、「それが〜です、だからこそ〜」という意味です。
簡単な表現ですが、自然に使えるとより会話がスムーズになります。
That is what he told me on the phone. : それが彼が私に電話で話した内容です。
That is not what I meant to say. : そういう意味で言ったんじゃありません。
That is what I have learned from the Japanese. : 私はこれを日本人から学びました。
"Then why are you so against the idea?"
「それじゃ、なんでその考えにお前はそんなに反対するんだ?」
=31ページ=
ここでの"against"は、「反対する」という意味です。
I'm against smoking. : 私は喫煙に反対です。
I'm against war. : 私は戦争に反対です。
I'm very much against that idea. : その考えには大反対です。
"I don't feel like studying..."
「勉強する気になれないな…」
=34ページ=
"feel like 〜"は、「〜したい気分である」という意味です。"〜"には動名詞(-ing)がくることが多いです。
What do you feel like doing on your day off? : あなたは休みには何をしたいですか?
I don't feel like eating much at the height of summer. : 夏の暑い盛りには食欲が出ません。
I don't feel like it yet. : まだそんな気分じゃありません。
"What's he up to now?"
「あいつ、今度は何を企んでいるんだ?」
=45ページ=
"up to 〜"は、「〜たくらんでいる、〜する予定である」という意味です。
You're up to something. : 何かたくらんでるでしょ。
He must be up to something. : 何かたくらんでいるに違いない。
What are you up to this weekend? : この週末は何をする予定ですか?
"We were wondering if you'd be interested in doing the voice of the heroine..."
「俺たちのマンガのヒロインの声をやるのに興味があるかなと思って…」
=55ページ=
"wonder if 〜"は、「〜かどうか不思議に思う、〜ではないかと思う」です。
I wonder if that is really the case. : それは本当なのか疑問です。
Everyone wondered if this project would bear fruit.
: みんなこのプロジェクトの成果が出るのかどうかを危ぶんでいた。
I wonder if another approach might be more effective. : 他のやり方の方がもっと効果的なんじゃないかな。
"Let's go for it!"
「頑張りましょう!」
=62ページ=
"go for it"は、「目標に向かって進む、努力する」です。
会話でよく出てきますが、話し言葉なので文章ではあまり見かけいないかもしれません。
If you think you are ready to take the test, go for it.
: もしその試験の用意ができていると思うなら、受けてみなさい。
第一巻の第1章だけですが、たくさん使える表現が詰まっていますね。
楽しく読みながら色んな表現を身に付けていきましょう!